要約
・日経平均株価が5月29日に一時1,800円以上上昇し、取引時間中・終値ともに6万6,000円台を初めて記録、史上最高値を更新 ・終値ベースでの最高値更新は節目となる数字で、前回高値(2024年7月の約4万2,000円台)から約1年半で約57%の上昇となる水準 ・米国市場の上昇トレンドや円安基調が追い風となったとみられる ・個人投資家の買い意欲も強く、売買代金は高水準で推移 ・積立NISAや企業型DCで国内株式に投資している会社員にとって、評価額の大幅な増加につながっている可能性が高い ・市場では高値警戒感も台頭しており、今後の調整局面の有無が注目される
億速コメント
最高値更新のニュースは「乗り遅れた」「売り時を逃した」という感情を引き起こしやすい。ただし、積立投資の設計は「価格が読めないことを前提に、定期的に買い続ける」仕組みであり、高値更新自体は戦略変更の根拠にはなりにくい。一方で、全体の評価額が大きく増えたタイミングはポートフォリオの資産配分(株式比率)が当初の設計からズレていないかを点検する機会にもなる。株価水準そのものより「自分の設計が今も有効か」を見直す視点が実用的かもしれない。
出典:NHK経済 | 2026-05-31