要約

・住宅ローン「フラット35」の6月適用金利(最長35年・最低金利)が3.21%に引き上げられた ・3%超えは現行制度(2017年以降)で初めて。前月比での上昇幅は直近では最大水準 ・背景は長期金利の上昇。日銀の利上げ継続観測が国内債券市場に波及している ・変動金利型との差は縮まりつつあり、「固定の安心感」のコスト対比が問われる局面に ・住宅購入を検討中の会社員にとっては月々の返済額に直結する重大な変化 ・長期金利がこのまま上昇を続けた場合、変動型も追随して上がるリスクがある


億速コメント

フラット35の金利は10年国債利回りと連動しており、今回の3%超えは日本の「超低金利時代の終わり」を象徴する出来事として捉えられている。3000万円・35年ローンで試算すると、金利1%差で総返済額は約600万円規模変わる。固定と変動の選択は「どちらが得か」という問いより「金利上昇リスクをどこまで自分で引き受けられるか」という問いに近い。現在の変動金利との差分・自分のリスク許容度・返済期間を整理する材料として今回の動きを見ておく価値がある。


出典:NHK経済 | 2026-06-01