要約

・日本のポイント市場でメイン利用ポイントの入れ替わりが進行。PayPayポイントが首位に立ちつつある ・Vポイント(三井住友系)は「一人負け」と表現されるほど存在感が低下。楽天ポイントも失速傾向 ・背景にはPayPayの加盟店数・決済シェアの拡大と、QRコード決済の日常定着がある ・ポイント経済圏の勝敗は「クレカ・銀行・ECサイト・保険」のセット使いによるロックインで決まる ・会社員にとっては「どの経済圏を主軸にするか」でポイント還元率・年間獲得総額に差が生まれる ・今後は統廃合・他社連携など、ポイント市場の再編がさらに加速するとみられる


億速コメント

ポイントは「おまけ」と感じる人も多いが、クレカ・スマホ決済・ECを1つの経済圏で統一した場合と分散した場合では、年間数千〜数万円単位の還元額差が出ることも珍しくない。ただしポイント還元を最大化しようとして複数サービスを契約すると管理コスト・年会費が膨らむ逆転現象も起きやすい。今回の「Vポイント一人負け」報道は、三井住友カードとTポイントの統合という大型施策が期待ほど機能しなかった可能性を示しており、ポイント選びで「ブランド力より使える場所の数」を重視する流れが加速している背景として読めるかもしれない。


出典:ITmedia ビジネス | 2026-06-01