要約

・6月2日の東京外国為替市場で円相場は小幅な値動き。方向感が出にくい展開が続いた ・米・イランの戦闘終結に向けた協議の行方と原油価格の動向を見極める投資家が多かった ・中東情勢が緊迫する局面では原油高→インフレ→利上げ圧力という連鎖が起きやすい ・原油高は日本の輸入コスト増加を通じて円安圧力にもなりうる ・積立投資家にとっては円安局面でのドル建て資産評価額の見え方に影響する ・米・イラン協議の進展次第では原油価格が急変動し、為替市場に波及する可能性がある


億速コメント

為替相場は株価や金利ほど「身近なもの」として意識されにくいが、円安が進むと輸入食料品・エネルギー代を通じて生活コストに直接跳ね返ってくる。また、外国株式インデックスファンドを保有している積立投資家は、円安時には評価額が膨らんで見えるが「実質的な購買力」は変わっていないという点は見落とされがち。中東の地政学リスクと為替・物価の関係は、ニュースを読む際の「文脈」として押さえておくと相場の動きが立体的に見えてくる。


出典:NHK経済 | 2026-06-01