要約
・6月3日、日経平均株価は一時2,000円以上上昇し、終値で初めて6万8,000円台を突破・最高値を更新 ・TOPIXも同日に最高値を更新し、東京市場全体で広範な買いが入った ・半導体関連銘柄が相場上昇をけん引しており、AI需要の拡大が背景にある ・米国市場のNVIDIAなど半導体大手の好業績が日本市場にも波及した形 ・全世界株式・S&P500などのインデックスファンドにも半導体銘柄は高比率で組み込まれている ・今後の焦点は半導体需要の持続性と、FRBの利下げ時期・円相場の動向に移る
億速コメント
最高値更新のニュースは「乗り遅れた」という焦りを生みやすいが、インデックスファンドで積立を続けている人は半導体株の上昇を間接的に享受している可能性が高い。一方で注意が必要なのは、「半導体関連のみがけん引した相場」は業種の集中リスクを孕んでいる点だ。過去のITバブル崩壊では、けん引セクターの急落が市場全体を引き下げた経緯がある。今の上昇がAI需要という「実需」に支えられたものかどうかは、各社の決算数字と設備投資動向を継続的に確認することで一定の手がかりが得られる。
出典:NHK経済 | 2026-06-04