要約
・6月4日の東京外国為替市場で円相場は小幅な値動きにとどまり、目立った方向感は出なかった ・直近の円相場は1ドル=150円前後での推移が続いており、歴史的な円安水準が継続中 ・米雇用統計や日銀の政策決定会合など、短期的に相場を動かすイベントが複数控えている ・小幅な値動きの裏では、日米金利差という構造的な要因が為替を下支えしている ・会社員の積立NISAで海外株・全世界株ファンドを保有している場合、為替は運用成績に直接影響する ・「円高転換時に評価額が急減する」シナリオは今も潜在的なリスクとして存在し続けている
億速コメント
為替が動かない日は「何も起きていない」ではなく、次の大きな動きのエネルギーが蓄積されている時間とも言える。S&P500や全世界株インデックスを円建てで持つ場合、仮に指数が横ばいでも円高が10%進めば評価額は約10%目減りする構造になっている。長期投資においては短期の為替変動よりも積立の継続性が重視されることが多いが、「為替ヘッジあり・なし」の選択が自分のポートフォリオにどう効くかを一度確認しておく価値はある。
出典:NHK経済 | 2026-06-04