要約

・TSMCの魏哲家会長兼CEOが6月4日の株主総会で、AI活用拡大により今後数年間の成長継続に強い自信を示した ・TSMCは世界の先端半導体受託生産の約90%超のシェアを持つとされ、AI向けチップ需要の直接的な受益者 ・東京エレクトロンとの取引継続も明言され、日本の半導体関連企業への影響が注目されている ・AI向け半導体(GPU・HBMなど)の需要はNvidiaなどからの受注増加を通じてTSMCの収益を押し上げている ・全世界株・先進国株インデックスに連動するファンドを持つ会社員は、TSMCの株価動向を間接的に保有している ・一方で米中関係の緊張・台湾リスクが地政学的なリスク要因として引き続き意識されている


億速コメント

TSMCはS&P500や全世界株インデックスに直接は含まれないが、日本の半導体関連株(東京エレクトロン・信越化学など)を通じてTOPIX連動ファンドには間接的に影響が及ぶ。また「AIバブルか持続的成長か」という議論は現在進行形で、企業自身が「成長に自信」と言う局面は過去のITバブル期にも見られた。CEOの発言と実際の業績の乖離を見続けるという視点も、長期投資家にとって有効な観察軸になる。


出典:ITmedia AI+ | 2026-06-04