要約
・大林組がRICOS製のAI-CAEソリューションを使い、建物の風荷重予測の検証を開始したと発表 ・従来の流体シミュレーション(CFD)は高精度だが計算に数時間〜数日かかるケースがあり、AIで大幅短縮を狙う ・AIは風向・建物形状・周辺環境などの条件を入力として風荷重を予測するモデルを使用 ・設計工程の効率化が実現すれば、試行回数を増やしてより最適な設計を選べるメリットがある ・建設コスト削減・工期短縮が進めば、新築マンション・オフィス価格にも間接的に影響する可能性 ・AI-CAE市場は製造・建設・航空など複数業界に拡大しており、国内スタートアップの参入も増加中
億速コメント
「AIが設計を効率化」というニュースは製造業でも頻繁に登場するようになったが、実際の波及効果が生活コストに届くまでには時間がかかる。建設コストが下がれば不動産価格の上昇圧力が緩和される可能性がある一方、建設業界の技術者需要がAI導入で変化するという雇用側の側面もある。AI副業・AIスキルを身につけようとしている人には、「どの業界がAI導入を急いでいるか」を業種横断で把握しておくと、自分のスキルをどこに活かせるかのヒントになる。
出典:ITmedia AI+ | 2026-05-30