ポイント
・6月5日の東京外国為替市場で円相場は小幅な値動きにとどまり、方向感が出ない展開 ・市場の注目は同日夜に発表される米国雇用統計に集中しており、結果次第でドル円が大きく動く可能性がある ・雇用統計が強ければドル高・円安、弱ければ利下げ期待からドル安・円高に振れやすい
億速の見解
米雇用統計は毎月第一金曜日に発表される経済指標で、為替や株価が短期的に大きく動くイベントとして知られている。ただし積立投資を淡々と続けている会社員にとっては、「だから何をすべきか」という話が肝心だ。答えはシンプルで、「何もしなくていい」。雇用統計で円安になれば、外貨資産の評価額は上がる。円高になれば、次回積立時に安く仕込める。どちらに転んでも積立民にとっては理屈の上では悪い話ではない。問題は、こういうイベント前後に「ちょっと様子を見て積立を止める」「一括で買い増す」といった行動を取り始めることだ。統計発表前後の値動きに自分のポートフォリオを合わせようとする習慣が、長期リターンを最も蝕む。
出典:NHK経済 | 2026-06-05