ポイント
・アクサとIPSOSの共同調査で、63%の人々が心理的サポートを求めてAIを利用した経験があると回答 ・42%の回答者が「AIのアドバイスに常に従う」と答えており、AIへの依存度・信頼度の高さが浮き彫りに ・ChatGPT・GeminiなどのAIがカウンセラー的な役割を担いつつある現状が確認された
億速の見解
42%が「AIのアドバイスに常に従う」という数字は、正直かなり危うい数字だと感じた。心理的サポートの文脈で言えば、AIが話を聞いてくれる・共感してくれることは事実だが、AIはその人の経済状況・家族構成・リスク許容度を本当には知らない。特に「お金の不安」「投資の悩み」「転職の相談」といった文脈でAIに相談する場合、回答が一般論として正確でも、その人に最適かどうかは別の話だ。AIは「傾聴が得意で、個別最適が苦手」という特性を忘れないほうがいい。私が思うに、AIへの相談が有効なのは「選択肢を整理する・知識を補う」フェーズで、「最終的に自分の人生の文脈に落とし込む」フェーズは人間が担う必要がある。お金の判断を「AIが言ったから」で動かす習慣だけは、意識的に避けたい。
出典:GIGAZINE | 2026-06-05