ポイント
・5日のNY市場でナスダックが4%超下落、半導体関連銘柄を中心に売りが広がる ・FRBの年内利上げ観測が強まり、高バリュエーションのハイテク株から資金が流出 ・円建てで積立NISAを運用する会社員には、短期的に評価額が減る形で直撃
億速の見解
ナスダックが1日で4%動くと、積立投資をしている会社員が「やっぱり株は怖い」と感じるのは自然なことだ。ただ、ここで重要なのは「何が起きているか」よりも「自分がどのフェーズにいるか」という視点だと思っている。
積み立て中の人にとっては、価格が下がることは「同じ金額でより多くの口数を買える」という意味を持つ。感情的には損をしているように見えても、長期で見れば安値拾いのフェーズに入っているとも言える。これをドルコスト平均法の恩恵と呼ぶ。
利上げ警戒自体は、インフレ抑制の文脈で起きている正常な市場反応だ。2022年の急激な利上げ局面でも、積立を止めなかった人ほど2023〜2024年の反騰で取り返した実績がある。今回も「止める理由」にするのではなく、「積み立て継続の根拠」として使いたいところだ。
焦って売るのが一番もったいない。自分の積立ルールが機能している局面であると捉え直すことが、長期投資家として最もコスパの良い行動だと考えている。
出典:NHK経済 | 2026-06-06